春季高校野球関東大会(日刊スポーツ新聞社後援)が19日、千葉県(千葉県総合SC野球場ほか)で開幕する。センバツ4強で推薦出場の東海大相模(神奈川)など19校が参加するが、今大会は捕手とともに2年生投手にも好投手が集まった。

 右投手の筆頭が、日大三(東京1位)の井上広輝投手。センバツで147キロをマークし、スカウトを驚かせた。チームメートの最速142キロ右腕の広沢優投手(2年)は、189センチの長身から角度のあるボールを投げ込む。桐光学園(神奈川2位)の谷村然投手(2年)は、湘南ボーイズ時代にジャイアンツカップを制覇し、中学時代から注目される。

 左投手の筆頭は、横浜(神奈川1位)の及川(およかわ)雅貴投手(2年)。1年夏の甲子園でも登板し、春の県大会で最速149をマークした。1年生左腕の松本隆之介も県大会で最速145キロを計測するなど、スケールの大きな大型左腕。「松井裕樹2世」で注目される桐光学園・冨田冬馬投手(2年)も1年からメンバー入りする。