春季高校野球関東大会(日刊スポーツ新聞社後援)は21日午前10時から、準々決勝4試合(千葉県天台、ゼットエーボールパーク)が行われる。8強のうち、6校が甲子園優勝を経験。強豪校同士の対戦で、注目を集めそうだ。

 

 ◆東海大相模-常総学院 東海大相模(推薦)は、初戦の花咲徳栄戦で森下翔太外野手(3年)のサヨナラ本塁打で勝利し、勢いに乗る。常総学院も終盤の集中打と継投で初戦を突破した。ともに全国屈指の強豪で、ハイレベルな試合が展開されそうだ。

 

 ◆習志野-日大三

 両チームともに投打にバランス良く、経験豊富な監督の采配にも注目が集まる。習志野(千葉2位)は佐藤将聖投手、古谷拓郎投手(ともに3年)が安定。日大三(東京1位)はリリーフで2試合登板の河村唯人投手(3年)が好調。

 

 ◆木更津総合-横浜

 木更津総合(千葉1位)は初戦で国士舘の左腕トリオを攻略し、コールド勝ちした。横浜(神奈川1位)はエース板川佳矢投手(3年)、最速149キロ左腕の及川雅貴投手(2年)と好左腕を擁し、打線も初戦で2本塁打を放った。

 

 ◆高崎健康福祉大高崎-浦和学院

 高崎健康福祉大高崎(群馬1位)は、高校通算70発の山下航汰外野手(3年)、初戦で本塁打を放った高山遼太郎内野手(3年)を軸に打線が強力。浦和学院(埼玉1位)はドラフト候補の渡辺勇太朗投手(3年)ら豊富な投手陣を誇る。