13年ぶりの甲子園出場を狙う静清のエース田中優吾(3年)が、圧巻の奪三振ショーを見せた。

 初回先頭から13者連続、6回を終えて降板するまで打者18人から16奪三振の快投。球数は70球と余力を残してマウンドを降りた。

 試合後は「まだまだ投げる体力はありました。いい結果を残せて良かったです」。中学時代は大阪の福島リトルシニアでプレーし、早実4番野村大樹(3年)や大阪桐蔭の中川卓也主将(3年)とチームメートだった。今夏の目標は仲間たちと甲子園で再会することで、「次も仲間を安心させる投球がしたいです」と一戦必勝を誓った。