連覇を狙う花咲徳栄(北埼玉)が逆転勝ちで初戦を突破した。

 エースで4番の野村佑希投手(3年)が投打で活躍。3点を追う4回に左翼席へ、甲子園通算3本目となるソロ本塁打を放つなど2安打3打点。投げては、立ち上がりに苦しみ7四死球を出しながらも、149球5失点で完投した。

 お立ち台に上がった野村は「去年と違う責任感や緊張感があった。県大会で打てなかったので甲子園で1本出て自分的にも楽になったというか、落ち着けた。それでも、まだチャンスで打てていないので全部打てるようにしたい」と話した。

 また、1年生の井上朋也外野手が8回に逆転の二塁打を放ったことについて「肝の据わった1年生。頼りにしている」とうなずいた。