【第1試合(8:00) 下関国際(山口)-創志学園(岡山)】

 元球児による「レジェンド始球式」では沖縄(現沖縄尚学)OBの安仁屋宗八氏が務める。

 下関国際は山口県勢春夏通算110勝目を目指す。今大会1回戦・花巻東戦は全て単打で13安打を浴びせ延長10回を制した。打線のカギを握るのは花巻東戦で無安打に終わった4番鶴田。県大会で打率5割2分4厘、11安打中9本の長打を放った打撃が「コツコツ打線」に加われば、勝利への道が開ける。

 創志学園は大会屈指の2年生右腕・西の投球に注目だ。創成館との1回戦では毎回の16奪三振、4安打無四球で完封。最速149キロを記録した力強い直球と大きく縦に曲がるスライダーを武器に、帽子を飛ばし、派手なガッツポーズで雄たけびを上げる感情むき出しのスタイルで躍動した。再び快投が見られるか。

 春夏通じて初となる山口県勢と岡山県勢の対決。ともに初のベスト16入りをかける。

◆下関国際のおもなOB ロッテ宮崎敦次、東農大北海道・市丸貴大

◆創志学園のおもなOB 巨人高田萌生、日本ハム難波侑平