第100回全国高校野球選手権記念大会は今日20日、準決勝2試合が甲子園で行われる。

 ストップ・ザ・大阪桐蔭! 済美(愛媛)のエース山口直哉投手(3年)が、藤原封じに闘志を燃やした。「藤原君はどこに投げても打つというイメージがある。抑えたらチーム全体が勢いづく。逃げ腰にならず、ストライク先行でどんどんインコースを突いていきたい」。19日は投球練習は行わず、ダッシュやマシン打撃などで汗を流した。練習後は疲労回復効果のある酵素浴で、体のケアに努めた。準々決勝こそ先発を譲ったが、愛媛大会初戦から甲子園3回戦まで8試合連続完投の鉄腕は「先輩たちの分も、あの時の借りを返したいです」と昨年の愛媛国体1回戦で敗れたリベンジを誓った。