高校野球秋季北信越大会の決勝が22日、ハードオフエコスタジアム新潟で行われ、星稜(石川1位)と啓新(福井3位)は、2-2のまま延長15回でも決着がつかなかった。決勝はタイブレークが適用されず、きょう23日に引き分け再試合を行う。

星稜のエース奥川恭伸投手(2年)は17三振を奪い15回完投。前日21日の準決勝は9回を109球で完封し、連投となったこの日も183球を投げ抜いた。今春センバツでのタイブレーク制の正式導入後、180球超えの完投は異例。なお、今夏の甲子園2回戦、星稜-済美(愛媛)戦では、延長13回のタイブレークを制した済美のエース山口直哉投手(3年)が、184球で完投勝ちした。