北海道胆振東部地震で損傷し居住が危険な状態になっていた鵡川高野球部の選手寮が、同町内に新たに仮設住宅として建設されることが29日、決まった。

震災後、所有するむかわ町が基礎部分の損壊を確認し、国庫補助の対象となる災害救助法に基づく応急仮設住宅とするよう、北海道を通じ国に要請。この日、内閣府の認可が下り、建設費が補助されることが同町に報告された。近日中の着工と、年内完成を目指す。

同高野球部は02、04、09年とセンバツに3度出場。02年にエースとして初めて甲子園に出場した鬼海将一氏(34)が監督を務めている。