星稜が6回コールド勝ちで北信越大会出場を決めた。今秋ドラフト候補の奥川恭伸投手(3年)の登板はなかった。

初回、岡田大響(ひびき)外野手(3年)の2ランなどで一挙5得点。2回にも1死一、二塁から3番知田爽汰内野手(2年)の適時二塁打などで3点を追加。3回には岡田が「高校で初めて」と右翼に2打席連続弾を放つなど11安打11得点と大勝した。

代行で指揮を執る山下智将部長(37)は「序盤が勝負といっていた。選手は1戦1戦という気持ちでやってくれている」と目を細めた。

今大会登板の機会のない奥川は、コールド勝ちに「バッティングは良かった。ディフェンスの面がいまいち」と話し「(自分が投げたい気持ちも)あります。今日も準備はしていました」とうずうずとした様子も見せた。