城西国際大が初回の攻撃で4点を挙げ一気に波に乗り、福岡大に勝利。初の準々決勝進出を果たした。

攻撃の口火を切ったのは1番の岸添有哉外野手(3年)だ。1回、カウント2-2から緩い変化球を振り切り、自身公式戦2本目となる右越えの先頭打者本塁打に。この一振りで打線に火がつき、この回6安打で4得点。2回にも3点を奪い試合の主導権を握った。

本塁打を打ちベンチに戻った岸添は、次々と安打で続く打線を眺め「自分が試合のカギを握ったんだ!」とガッツポーズをみせた。

佐藤清監督(53)も「あの1発が大きかった。この展開は予想外。いい方向に流れてよかった」と称えた。

16年には中央学院大、17年、18年は国際武道大と、城西国際大と同じ千葉県大学野球連盟所属のチームが決勝進出を果たしている。岸添は「僕らもそれに続いて、決勝進出をしたいと思います」と意気込んだ。