組み合わせ抽選会が22日、京都市内で行われ、参加75チームの主将らが参加した。センバツ8強の龍谷大平安は大会3日目の7月8日に花園と初戦を戦う。

春季大会準決勝で苦杯を喫した京都国際とは決勝まで当たらない。同じくセンバツ出場の福知山成美とは勝ち進めば準決勝で激突する。

シード8校の配置を決める最初の抽選では水谷祥平主将(3年)がまず「A」を引き、続いて2番を引いた。1番なら選手宣誓の大役が待っていた。原田英彦監督(59)は「Aを引け、と思っていたのでAだったのはよかったけど、1番の隣りだったから。1番引いてたら何か考えなあかんかった」と苦笑い。

初戦の太陽ケ丘以外は決勝まですべてメイン会場のわかさスタジアム京都で2試合目と1試合目。調整がしやすい位置に入った。

また、龍谷大平安はセンバツで京都勢の甲子園通算200勝を達成した。代表して原田監督が抽選会前に表彰を受けた。「偉大な200という数字は大正時代から頑張ってこられた先輩方や、長く携わってくださった役員の方々らの努力のたまもの。私も小学校から京都で育ち、まだ高校野球に携わっています。これからも野球の良さを後輩たちに伝えていきたい」とあいさつした。