選手宣誓を務めた三沢・新山悠翔主将(3年)は「感謝」を言葉に込めた。「成長出来たのは先生方、家族のおかげ」。

切磋琢磨(せっさたくま)してきた双子の兄悠河外野手(3年)から「100点だった」と褒められると笑顔があふれた。ともに右利きだが、幼少期に祖父母から贈られた左用グラブがきっかけで野球を始めたことにより、兄は左投げ。弟は「うまく投げられなくて」右に“転向”し、現在は捕手。

悠翔主将は「兄は投手もやるので、最後の夏にバッテリーを組んだら、考えていることは分かり合えているから楽しみ」。松風塾と対戦する今日10日の初戦へ、気持ちを切り替えた。