三条は春の準優勝校も、夏の初戦には気負い立つ。9-2の7回コールド勝ちしたものの、闘志が空回りして立ち上がりは0-2の劣勢に立った。

主将の井上大輝一塁手(3年)は「気負わずにいこうと思ったけれど、逆になった」と言う。1-2の1死三塁の場面でセンターへの同点犠飛を井上大主将が放って息を吹き返したが「初戦に100パーセントの準備をしたけれど、まだ足りなかった」と反省しきりだった。