プロ注目の最速149キロ右腕、九州国際大付の下村海翔(かいと)投手(3年)が、1失点完投勝利を挙げた。7回2死まで無安打を続ける貫禄の投球。ネット裏で見守ったプロ球団のスカウトのスピードガンでは最速142キロながら、制球重視の投球で1発での1失点に抑えた。
「スライダーが切れていた。ストライクからボールになる球でうまく空振りが取れていた」と終わってみれば14奪三振をマーク。7回からの痛い初被安打が1発となり「あのエラー(4回の三塁手失策)が自分の中ではヒットだと思っていたので、それまでノーヒットだと知らなかったんです。だから意識もなく普通に投げてました」。マウンドでは常に冷静だった。
「昨年は2回戦(2試合目)で負けたので、今日は気合が入ってました」。今夏2試合目となったこの日は、下村にとっても雪辱を期したマウンドでもあった。

