全国高校野球選手権新潟大会は17日、4回戦8試合が行われる。春季県大会4強のうち第2シードの三条、第4シードの村上桜ケ丘が姿を消す波乱の大会になったが、ベスト16には好投手を擁するチームが顔をそろえた。

日本文理-長岡商は4回戦屈指の好カード。復活した日本文理のエース南隼人(3年)と長岡商の左腕・目黒宏也(3年)の投げ合いが予想させる。北越は持ち味の強力打線が安定している。危なげなく勝ち上がってきた。

昨年の覇者中越は菅井道(3年)古川宗弥(3年)の両左腕が調子を上げてきた。加茂暁星-新潟明訓も実力は拮抗(きっこう)。攻守に手堅い勝ち上がりをしてきた新潟、新潟西の公立勢は、台風の目になりそうだ。