昨秋の明治神宮大会王者で今春のセンバツに出場した札幌大谷が、今春の北海道大会を制した駒大苫小牧に敗れ、春夏連続甲子園出場を逃した。

2-2の5回表2死二塁から5番佐藤颯馬(2年)の左前適時打で勝ち越すも、その裏、エース西原健太(3年)が駒大苫小牧4番竹中研人捕手(3年)に2ランを浴び、逆転を許した。西原は「自分の力不足です」と涙を流した。

船尾隆広監督(48)は「1度、勝ち越したが、あの1発が大きかった。あれで、流れが向こうにいってしまった」と話した。