創価は熱戦の末、終盤に力尽きた。先発の古川風勝投手(3年)は2点を勝ち越された9回、なお2死満塁で次打者に2ボールとなり、161球で降板した。「最終回はアウトを取り急ぎました。ボールが浮いてしまいました」。

試合終了直後は涙を浮かべたが「自分のピッチングでチームを勝たせられなかった。制球や変化球の精度など課題が見えた。大学で通用するようにやっていきたい」と、冷静さを取り戻し淡々と振り返った。