立命館宇治(京都)が2日、甲子園練習を行い、里井祥吾監督(36)が家業のパン作りと野球の共通点を語った。

里井監督は普段午前4時に起床し、パン作りを行ってから、野球の指導をしている。この日も、パンを作ってから甲子園に来たという。「パン作りは発酵や焼く作業など時間がかかる。育てて『待つ』という部分が、教えたことをできるまで待つという野球の指導と似ている」と職人ならではの考えを語った。

同校は過去に2度夏の甲子園に出場も、1度も勝利を味わったことがない。「目標は悲願の1勝」と話した。