昨秋の神宮大会準優勝の高崎健康福祉大高崎(群馬)は、大会第5日の16日、第2試合で帯広農(北海道)と対戦する。

オンラインで行われた抽選会。順番が回ってきた戸丸秦吾主将(3年)は迷わず「ア」の札を選んだ。この日の午前中、3年生で話し合い「初めの文字を選ぼうと。もし、アが残ってなければ、イにするつもりでした」。もっとも、オンライン抽選会は初めての経験。少しかんでしまい「緊張しました」と、苦笑いを浮かべた。

相手の帯広農については「チーム打率が高い」と警戒。捕手である自らのリードをポイントに挙げた。

甲子園でプレーするのは、高校では最初で最後となる。「特別な場所だと思います。その舞台で野球をやるのが、高校野球での一番の目標でした。多くの方の支えで、甲子園で1試合できることに感謝したいです。自分たちの野球を見てもらいたいと思います」と感謝と決意を口にした。