第102回全国高校野球選手権大会中止にともなう秋田県独自の代替大会が開幕した。県北地区では、来春に能代西と統合する能代工が秋田北鷹を下し、現校名で臨む最後の夏にまずは初戦を突破した。

初回に犠打を挟んで3連打を放つなど、4安打で4点を先取。投げてはエース右腕・相原舞尋(まひろ、3年)が9回1失点で完投勝利。「先頭打者を出塁させないことを意識した。持ち味の打たせて取る投球ができた」と振り返った。11日の2回戦では花輪と対戦する。

秋田代替大会は3回戦まで3地区(県北、中央、県南)で分散開催。準々決勝以降はこまちスタジアム1会場で行う。