昨秋王者の能代松陽は夏との県完全制覇を狙ったが1歩及ばなかった。初回に2失策が絡み3失点。終盤にも追加点を与え、流れを変えることができなかった。

先発した堀内真翔投手(3年)は「慎重になりすぎて、ボール先行になってしまった。もっと大胆に投げていれば」と立ち上がりを悔やんだ。打線も140キロ超コンビから8安打も2得点に終わり、工藤明監督(44)は「守備が乱れて先制されたのが痛かった。明桜投手陣に対して、序盤に4点取られたのは厳しい状況でした」と振り返った。