最速146キロのプロ注目左腕、苫小牧中央のエース根本悠楓(3年)が、昨春北海道大会準優勝の苫小牧工を相手に被安打2、14三振を奪う好投で完封し、高校3年目で自身初の道大会進出を決めた。

日本ハムなどプロ3球団5人のスカウトが視察する中、24日の北海道栄戦に続き、中1日で登板。2試合連続で完封勝利を飾った。今大会は初戦から3試合に登板し計19回連続無失点、24奪三振。「少し筋肉痛が残っていたので、直球で押すよりも変化球とのコンビネーションを生かして投げた。緊迫した試合で三振も取れて良かった。3年の最後でやっと道大会に行ける。すごくうれしい。南北海道大会優勝を目指したい」と意気込んだ。