札幌大谷は背番号17の変則右腕、竹嶋亮の好救援で逃げ切った。

6回1死二、三塁のピンチで登板し、後続を三ゴロ、遊ゴロで料理。失策絡みで1失点した8回以外は無安打に抑え「調子は良くなかったけど、(先発の阿部)剣友が頑張ってくれていたので、カバーできて良かった」。5回コールド勝ちの地区代表決定戦では先発し1安打投球。先発に救援にフル稼働し、夏王者を目指す。

▽1人で投げ抜いた函館大柏稜先発の奥本 0-5になってからもあきらめずに点数を返してくれたので、最後まで投げることができた。自分の中では最高の投球でした。

▽4番で1安打2打点とチームを引っ張った函館大柏稜主将の奈良捕手 ミスは目立ってしまったけど、声を出して勢いを取り戻せた。3年間の頑張りは出せた。

▽函館大柏稜の大柳昭彦監督(57) 先発の奥本は肩の調子が悪く6月中旬から作り始めた中で、最後までマウンドを守ってくれた。選手にはごくろうさまと伝えたい。