甲子園高校野球交流試合(8月10日開幕)に出場する昨秋明治神宮大会4強の白樺学園が、初戦でクラークに敗退した。

最速148キロのプロ注目右腕、片山楽生(3年)が、初回2死二塁からクラーク5番菊地飛翔(つばさ)左翼手(3年)にバックスクリーンへの2ランを浴びるなど2回途中で5失点降板。0-8の6回に3点、7回に2点を返し、9回には一塁に回った片山自身がバックスクリーンへのソロを放ち追い上げるも、2点及ばなかった。

プロ10球団のスカウトが見守る中、納得いく投球ができなかった片山は「調子が悪かったわけではない。自分より相手が上だったということ。少し自分自身を見つめなおして、甲子園に向けて徐々に気持ちを切り替えていきたい」と前を向いた。

▽白樺学園の戸出直樹監督(44)「クラークさんの打撃がすごかった。甲子園の交流試合は笑顔で終わらせてあげたい」。

▽白樺学園の業天主将「この負けを生かして(甲子園交流試合は)1試合しかないので、しっかり明日から練習に取り組んでいきたい」。