日没コールドによるまさかの幕切れは、勝者の札幌第一にとっても喜びきれないものとなった。

菊池雄人監督(48)は試合後「野球は9回で決着するのが当然だと思う。逆の立場の心理でどう思うか。ルールに則ってのことなので、何も恥じる必要はないが、そういうことを受け止めて」と複雑な表情だった。一時は最大6点ビハインドも、7回に勝ち越した接戦に「厳しい試合内容だった」と振り返っていた。

▽先発した札幌第一・山田主将「戦ってきた相手の分も全力プレーで勝ち上がりたい。今日は先発として崩れてふがいなかった」。