大阪桐蔭は流れをつかめず2年連続の近畿準優勝に終わった。2点を追う5回は2死満塁まで攻めたが、後続が断たれ無得点。9安打しながら好機を生かし切れなかった。

投手陣も背番号1の松浦慶斗投手(2年)ら3人が12安打を浴びて7失点。準決勝まで3試合コールド勝ちで圧倒してきたが、西谷浩一監督(51)は「守りで言ったらうまく粘れず、攻撃はうまく攻めれず」と厳しい表情。「目標は日本一。まだ届かないと分かりましたので、しっかり鍛え直したい」と冬場のレベルアップを誓った。