東海大菅生が、終盤に突き放して4強を決めた。

1-1と同点に追い付かれて迎えた8回、2死満塁とすると岩井大和内野手(2年)が押し出しの四球を選んで勝ち越し。続く小山凌暉外野手(1年)が、右前に2点適時打を放った。

若林弘泰監督(54)は「(2回に)1点取ってからは負けているような雰囲気になっていた。これを勝つと負けるとでは大違い。勝ち越されなければいい、というつもりだったので良かった」と最少失点で切り抜けた選手たちをたたえた。

14日の準決勝では、八王子学園八王子と関東第一の勝者と対戦する。指揮官は「ここから大一番。両方とも投手はいいし、僅差になると思う。最少失点でなおかつ3点4点取れるように対策をしたい」と前を向いた。