来春センバツの21世紀枠東海地区候補校伝達表彰式が21日、同候補の三島南高で行われた。

野球部の伊藤侍玄(じげん)主将(2年)が表彰状を受け取り、「先輩方や地域の方々などすべての人に感謝をし、その責任に恥じぬよう、自覚を持ってやっていきたい」と決意を述べた。

この日の式は、全校生徒約750人の前で行われた。多くの視線を集めた伊藤は「それだけ多くの人が応援してくれているんだと感じ、やる気が上がった」と笑顔。「21世紀枠に選ばれたら、甲子園で恥ずかしいプレーはできない。良い試合ができるようにしっかりとトレーニングを積んでいく」と力を込めた。

センバツ出場校が発表される来月29日まで「責任を背負っている分、調子に乗らないで気を引き締めていきたい」。年内の野球部の活動は23日までだが、校訓の「自覚」を忘れず、年末年始を過ごす。【河合萌彦】