センバツ初の8強入りを果たした東海大菅生(東京)は「打倒・畔柳」へ向け、練習した。

28日の中京大中京(愛知)との準々決勝は雨で順延。各校とも2時間ずつ、甲子園の室内練習場で汗を流した。東海大菅生は午後1時から打撃練習などで軽めに動いた。相手は、大会屈指の好投手である畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)投手(3年)を擁する。若林弘泰監督(54)は「基本的には、愛知県近郊から一番いい選手が集まっている高校。強豪校という印象があります。(先発は)畔柳君だと思う。投手に頑張ってもらって、ロースコアで食らいついていきたい」と話した。

畔柳攻略について聞かれた栄塁唯主将(3年)は「プロ注目で、すごくいい投手。高めに浮く真っすぐを見逃して、ランナーをためて点を取りたい。できれば、3点は取ってあげたい」と、味方投手陣への援護を約束した。