4強が出そろった。開幕前から注目の「ロケット四天王」最後のとりで、中京大中京(愛知)のエース畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ=3年)が東海大菅生(東京)を2安打に封じ、今大会2度目の完封勝利。24年ぶりの4強入りで、55年ぶりのセンバツ制覇にあと2勝に迫った。

センバツで1大会2完封は16年村上頌樹(智弁学園=現阪神)の2完封以来。中京大中京の投手では、62年林俊彦(元南海の林俊宏)が木俣達彦(元中日)とのバッテリーで出雲産、岐阜を連続完封して以来59年ぶり。同校投手が被安打2以下で完封したのは、56年に岐阜商を2安打完封した安井勝以来となった。