新井のエース岡本寛太投手(3年)が快投を演じた。小千谷西には11-0の5回コールド勝ち。5回を投げ9三振を奪った。

初回、2連続四球のピンチでは3者連続三振。4四球、振り逃げ1、被安打2と走者を許した。「3球のうちに2ストライクを取って優位に投球を組み立てなければ」と反省しきりだったが本塁は踏ませなかった。兄宏太さん(19)は18年夏の1回戦、羽茂戦で夏県大会初の完全試合をやってのけた新井の先輩投手。「してみろ」と兄に言われているが、直球の最速142キロの剛腕は、「(記録は)気にしていない」と今春は自分の投球を貫く構えだった。