十勝、旭川、空知、北見、釧根、函館、小樽の7地区で代表決定戦が行われ、十勝地区は、白樺学園が帯広農に6-5で競り勝ち、3年ぶりの春全道切符をつかんだ。

帯広農が甲子園交流試合出場校同士の対戦で敗れた。同試合出場の主将・西川健生三塁手(3年)が、9回2死二、三塁から1点差に迫る右翼線2点適時打を放ったが、逆転には至らなかった。「勝てなければ5-6も0-10も一緒。夏の北大会で白樺学園を倒せるように、もっと力をつけたい」。前田康晴監督(45)は「勉強になった。夏は負けられない。攻撃の幅を少し広げたい」と、夏への課題を挙げた。