完全無観客で2年ぶりに大会が開催され、開幕試合は、7年ぶり2度目出場の札幌静修が20年ぶり3度目出場の釧路北陽を下し、前回出場した14年以来の白星を挙げた。

背番号4の右横手投げ、常谷拓輝投手(3年)が、公式戦初先発で3失点完投。8回までは無失点投球を続け「初めての先発で緊張した。9回は少しバタバタしてしまったが、まずは初戦突破できて良かった」と話した。

1点リードの8回無死三塁で、右中間にランニング弾を放った木内陽斗二塁手(3年)は「ここで1本打てば流れを呼び込めると思った。しっかりランナーを返せて良かった」と振り返った。