今春センバツで10年ぶり3度目(夏も含めれば5度目)の優勝を果たした東海大相模(神奈川)を率いる門馬敬治監督(51)が今夏限りで退任することが決まった。健康上の理由で、6月30日の練習後に部員たちに直接伝え、保護者にもメールで報告した。

東海大相模コーチを経て、99年に監督就任。00年センバツで、監督として甲子園初出場初優勝を果たした。11年春、15年夏、今春と計4回優勝。東海大相模の地位を確固たるものにした。今春は、次男の功外野手(3年)と“親子鷹”で優勝。センバツ3度Vは、尾藤公(箕島)中村順司(PL学園)渡辺元智(横浜)西谷浩一(大阪桐蔭)の各監督に並ぶ最多で、甲子園での監督通算勝利数は、史上17人目の30勝に達した。

今夏初戦は13日で、関東学院六浦と上矢部の勝者と対戦する。現在、県内41連勝&6季連続優勝を続けており、最後の夏に史上8校目の甲子園春夏連覇を目指す。