京都外大西が初戦を5回コールドで快勝した。

先発して3回を1安打5奪三振、無失点に抑えた西村瑠伊斗投手(2年)が攻撃でも光った。4回1死満塁のチャンスで迎えた第3打席。初球、高めの真っすぐを捉え、レフト方向へ走者一掃の三塁打を放った。しかし、本人は「(投球は)あんまり。30点です。打撃も打たされた感じ」と納得のいかない様子。まだまだ本領を発揮していないようだ。

10年夏を最後に甲子園の土を踏んでいない京都外大西。この日公式戦で初めてスタメン出場したキャプテンの花井慧汰捕手(3年)は「目標はもちろん甲子園です」と目を力強く輝かせた。