シード戸畑の5番・西井輝捕手(3年)が3ランで5回コールド勝ちに貢献した。

7ー0の5回に1点を加え、なお2死二、三塁。西井は「公立校で投手が少ないので、1試合でも楽に勝てるよう狙っていた」と真ん中直球を捉えて左翼席へ運び、一気に勝負を決めた。チーム事情で1カ月前に一塁から捕手に転向したばかりだ。肩の強さも武器に、竹下和希投手(3年)を2安打完封に導いた。3回戦に向けて「夏はどこも必死なので、油断しないように1戦1戦頑張りたい」と意気込んだ。