元巨人捕手の原俊介監督(43)率いる東海大静岡翔洋が、完封勝ちで初戦を突破した。

原監督は、今夏限りで退任を表明している東海大相模(神奈川)・門馬敬治監督(51)の後任候補とされている。試合後、「選手たちには『この夏を最後に移る可能性がある。悔いを残さぬように、一緒に野球をやろうぜ』と伝えた。全員が心を1つにして、選手たちの背中を押してあげたい」と話した。

先発して7回無失点と好投したエース鈴木豪太(3年)は「報道を見たときは驚いた。でも(原監督との)最後の夏になるかも知れないということで、よりチームが団結した。監督と一緒に甲子園に行きたい」と力を込めた。

18日の2回戦では、富士と対する。