新潟工の攻撃は本塁打で始まり、最後も本塁打でコールド勝ちを決めた。

1回裏。4番樋口大樹(3年)が先制の2点本塁打を放った。伊藤政人監督(58)は「初回の攻撃のためだ。そのためにこの6時があるんだ!」と選手を鼓舞し、試合前日と当日の朝6時から繰り返した打撃練習の成果がでた。

そして最後は9-2の6回裏1死一、二塁。代打の田中龍磨(2年)が“サヨナラ”ランニング本塁打だ。点差を10点とし、6回コールド勝ちを決めた。「校歌を聞いてジーンときた」と伊藤監督。初回の先制でつかんだ流れに乗り、初戦突破を決めた選手をたたえていた。

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