第1シードの関東学園大付が3回戦へ駒を進めた。

投手の2枚看板、石原勇斗(3年)と篠原正紀(3年)がそろって登板した。

先発した最速144キロ右腕の背番号1、石原は8回1安打1失点(自責0)、9奪三振と好投。「全体的にはあんまりだったけど、落ち着いて投げられた」と、振り返った。

最速146キロ右腕の篠原は9回に登板。1四球を与えながらも無失点に抑えた。関東学園大付は今大会、決勝まで上毛新聞敷島球場で戦う日程となっている。「投げたことがなかったので、球場に慣れることが一番だった」と、まずは順調な滑り出し。「しっかり投げたいなと思います」と、先を見据えた。

打線は初回に4点、9回に5点を挙げたが、2回から8回までは無得点。守備では3失策もあった。羽鳥達郎監督(32)「初戦だというのを抜きにしても、ちょっとだらしなかったなと思う。エラーもバッティングも走塁も。最後の練習試合が7月4日で10日以上空いたので試合勘がどうしても鈍くなっているのかなとあらためて感じた。それが次に修正できれば」と話した。