開幕カードで、立命館慶祥が駒大苫小牧を11-4で下し、南北海道大会で11年ぶりの白星を挙げた。

4回表無死一塁から3番道下大和左翼手(2年)の犠打で一塁走者の斉藤大駆二塁手(2年)が一気に三塁へ進むと、4番中村竜也一塁手(3年)が前進守備の遊撃後方へ落ちる適時打で先制。5回表には1番坂下晴翔中堅手(3年)の右中間へのソロ本塁打などで3点を追加し主導権をつかんだ。その後も効果的に追加点を奪いコールド勝ち。滝本圭史監督(40)は「全く想定していない展開になった。中学から立命館で育った坂下が大活躍してよかった」と振り返った。

◆立命館慶祥の道大会成績 過去4度出場の夏の南北海道大会はすべてベスト8。5度出場している春全道は09年に優勝を果たし、01年は4強入り。秋全道は3度出場で、17年に2勝を挙げ8強入りしている。