初の甲子園出場を狙う真颯館の最速146キロ左腕、松本翔投手(3年)が12三振を奪い5安打1失点完投で勝利に貢献した。

1回から140キロ台直球で押し、2巡目からチェンジアップやスプリットを交えて力投した。強気の内角攻めも功を奏し5回の3者連続など12三振を奪った。

4回戦から中1日登板だったが、18日に点滴を打つなど疲労回復に努めた。練習では10キロのメディシンボールをかかえ、70段の階段ダッシュを30本行うなどの体力強化でスタミナも十分だった。準々決勝へ「次も投げると思うので、9回完封したいです」と意気込んだ。