佐賀北が佐賀商との伝統校対決を制し、決勝に駒を進めた。ともに夏の甲子園優勝経験を持つ注目の一戦で、佐賀北のエース荒谷紘匡(ひろまさ=3年)が5安打1失点の完投。カーブやチェンジアップ、スプリットなど多彩な変化球で相手打線を手玉に取った。

「カーブが良かった。後ろに頼れるピッチャーもいたので初回から飛ばしました。いけるところまでいってやろうと」。無四球で高い制球力も発揮。盤石のエースが、19年大会に続く夏の佐賀制覇に導く。