今春の北海道大会で優勝した札幌日大が、19年準優勝の札幌国際情報を下し、16年以来5年ぶりの決勝に進出した。

9-2とリードした8回裏、投手陣が乱れ5失点。2点差まで詰め寄られた9回1死一、二塁で主将の田中銀河捕手(3年)が左越えに2点適時二塁打を放ち、再び突き放した。流れを引き戻した田中は「8回に捕手として投手陣を落ち着かせることができなかった。何としてもこの回で打って楽にしてあげたかった」と振り返った。

5年ぶりの決勝進出に森本卓朗監督(40)は「1試合1試合を決勝だと思って臨んでいる。次もいつも通り集中して臨めるようにさせたい」と話した。