神戸国際大付が17年以来、4年ぶり3度目、春夏連続の甲子園出場をつかんだ。

1-2と勝ち越された直後の3回2死二、三塁で5番・武本琉聖内野手(3年)が初球を引っ張り、右翼に逆転の3ランを放り込んだ。5回には4番・西川侑志捕手(3年)が左越え2ランで突き放した。

投げては先発の楠本晴紀投手(2年)から岡田悠作投手(3年)、中辻優斗投手(2年)とつなぎ、最後は今秋ドラフト候補で最速147キロ右腕・阪上翔也投手(3年)が登板し、3者凡退で試合を締めた。

神戸国際大付は今春センバツ2回戦で仙台育英(宮城)に5-13で大敗。一回り成長した姿で夏の甲子園に戻ってくる。

 

◆神戸国際大付 1963年(昭38)に私立八代学院として創立。92年から現校名。生徒数は764人(女子62人)。野球部は63年創部で、部員数は102人。甲子園出場は春5度、夏は今回で3度目となる。主なOBはヤクルト坂口智隆外野手、楽天小深田大翔内野手ら。所在地は神戸市垂水区学が丘5の1の1。杉之内裕校長。