高岡商が4大会連続21度目の夏の甲子園出場を決めた。高岡商は3回までに6点を先制。準決勝まで4試合全て2桁安打を放ってきた高岡第一打線が作るチャンスを、4併殺でつぶし、試合の主導権を握った。

エース川渕恒輝(こうき)投手(3年)が7回に4失点し、途中降板したが、継投で反撃を断ち切った。

◆高岡商(富山) 1897年(明30)創立の県立校。生徒数は594人(女子375人)。野球部は1923年(大12)創部。部員数70人。甲子園出場は春5度、夏は21度目。主なOBは元横浜進藤達哉、元日ハム紺田敏正、映画監督の滝田洋二郎。所在地は高岡市横田286。高橋宏幸校長。