夏の甲子園の決勝は「智弁対決」が決まった。準決勝第1試合で智弁和歌山が近江(滋賀)に快勝。第2試合は智弁学園(奈良)が京都国際に競り勝ち、兄弟校の決勝対決が実現する運びとなった。

◆系列校同士の対戦 最近では今年センバツ1回戦の東海大相模3-1東海大甲府以来。夏の決勝では初めて。春の決勝では72年に日大桜丘、日大三の東京勢決戦があり、日大桜丘の「ジャンボ」こと身長190センチの仲根が、前年優勝の日大三を散発2安打に抑え5-0で完封勝ちした。智弁和歌山と智弁学園は甲子園で02年夏3回戦で1度対戦し、智弁和歌山が7-3で勝っている。