巨人三沢興一2軍投手コーチ(47)が29日、帝京時代の恩師で今夏限りで勇退した帝京の前田監督に感謝の思いを言葉に込めた。高2だった91年春夏、高3だった92年春夏の4季連続で甲子園に出場。高3春のセンバツではエース、主軸で優勝に貢献した。

球団を通じ「私にとって、大きく影響した高校3年間でした。非常に厳しい監督でしたが、いろいろなことを教えていただき、そして経験させていただきました。前田監督との出会いがなければプロ野球選手になれていなかったと思いますし、今こうして野球に携わる仕事はできていなかったと思います。それだけ大きく、大切な出会いでした。本当に感謝しています。前田監督に指導していただいたことを胸に刻み、これからも頑張っていきます。本当に50年間、お疲れさまでした」とコメントした。