クラークの4番麻原草太捕手(1年)が決勝打を放ち、今年の春夏甲子園出場の強敵北海を撃破した。

1-1の3回無死二、三塁で、左中間へ勝ち越しの2点適時二塁打。「なかなか思うような結果が出ていなかったけど、真ん中の真っすぐを見逃さず打つことができた」。地区予選は打率2割台と不調だったが、自主練習で1日300球ほど打ち込むなど振り込んできた。「4番はチームの顔。恥じない4番に」と気を引き締めた。

▽クラーク・佐々木啓司監督(65) 打線は日々のトレーニングの成果、ボールに集中できた。前の試合もそうだけど、選手たちの執念。