浦和学院(埼玉1位)は2回、向上(神奈川2位)先発の身長187センチの本格派右腕、佐藤諒音投手(2年)を攻め、無死一塁から高山維月捕手(2年)の右中間への適時三塁打で先制。さらに伊丹一博外野手(2年)、宮城誇南投手(2年)に連続適時打が出て、この回4連打で3点を先取した。

3点を追う向上は4回裏、1死一塁から武富航佑内野手(1年)の左中間二塁打で二、三塁。この好機で遠藤稔弥内野手(1年)が三遊間を強襲する安打。打球が左翼へ転がる間に二塁走者も生還して2点を奪い、1点差に追い上げた。

その後両チーム加点して6-5と浦和学院が1点リードで迎えた8回表。高山が左中間にソロを放ち2点差に。このまま浦和学院が逃げ切って、2回戦に進出した。