九州国際大付(福岡1位)が今春センバツ準優勝の明豊(大分1位)を5回コールドで下し、11年ぶり3度目のセンバツ出場を当確にした。

2本塁打を含む10安打13得点で、先発左腕の香西一希投手(2年)が5回2安打無失点と投打に圧倒した。昨秋の九州大会1回戦で敗れた明豊に倍返しでリベンジを果たした。

雨が降り始めた9-0の5回、一気に勝負を決めた。1死満塁で代打の小田原義(2年)が左越えの“サヨナラ満塁弾”でゲームセット。体重106キロの1年生4番・佐倉■史朗にも高校通算6号本塁打が出るなど、自慢の強打でねじ伏せた。

佐倉にとっては、花巻東の1年生スラッガー、佐々木麟太郎内野手は意識する存在。「東の佐々木、西の佐倉と言われるようになりたい」とさらなる飛躍を誓った。

※■=(人ベンに峡の旧字体のツクリ)